豪快!土佐の炎、カツオの藁焼き

高知の食文化を象徴するのは、なんといっても「カツオの藁焼き(たたき)」だ。 藁(わら)の高温の炎で一気に表面を炙ることで、皮目の香ばしさを引き出しつつ、中は鮮度抜群のレアに仕上げる。 分厚く切った切り身に、塩、ニンニク、ミョウガをたっぷりと乗せて頬張れば、口の中で旨みの爆発が起きる。 市場の喧騒と、立ち上る炎。この熱気こそが、高知の人々の気質そのものだ。

Dynamic Katsuo no Warayaki with flames
燃え上がる藁の炎。土佐の男たちが愛する、豪快な味。

奇跡の透明度、仁淀ブルー

「日本最後の清流」といえば四万十川だが、透明度において日本一(水質日本一)を誇るのが仁淀川(によどがわ)だ。 その水の色は「仁淀ブルー」と称され、インクを流したような深く美しい青色を見せる。 特に上流域の「にこ淵」などの滝壺では、神秘的なエメラルドグリーンが広がり、見る者の心を洗うようだ。 手付かずの自然が残るこの川は、まさに神々が宿る聖域である。

Mesmerizing Niyodo Blue water
底まで透き通る奇跡の青。仁淀ブルーの神秘に触れる。

時代の夜明け、桂浜の龍馬

太平洋に向かって開かれた弓状の海岸、桂浜。 その小高い丘の上には、日本の夜明けを夢見た男・坂本龍馬の像が立っている。 彼が見つめる先は、はるか海の向こうの世界。 打ち寄せる荒波は、幕末の激動を表しているかのようだ。 現代になってもなお、彼の自由な精神と行動力は、ここを訪れる多くの人々に勇気を与え続けている。

Silhouette of Ryoma Sakamoto statue at Katsurahama
太平洋を見つめる龍馬の背中。今もなお、日本の未来を案じているようだ。